Q1.前回暗展について
前回の暗展ではギャラリー内に併設したカフェの担当を行いました。
カフェの雰囲気や、カフェメニューなども、暗闇をテーマに暗展という特殊な空間に合うように作りました。
前回の暗展では多くの方にお越しいただき、本当に嬉しく思っております。
しかし、作品数の多さや空間の使い方、作品の見せ方など、まだまだ考慮していかなければならない点が多くある、ということも実際に開催をしてみて気がつきました。
暗闇の中に置き、ペンライトで照らして見るからこそ面白い、その存在が際立つ、という作品作り。魅力的な作品の見せ方。
前回の展覧会では、暗展という特殊かつ不思議な空間を、来場者の方々にどのようにすれば楽しんでいただけるのか、という点について考える良いきっかけになったと思います。
Q2.今回の自分の仕事
今回はキュレーターということで、作品を出品してくれるクリエイターたちと、どのような作品を作っていくのか、またどのように作品を見せていくのかなどを話し合って決めています。
独特な世界観を持ったクリエイターが多いので時々大変なこともありますが、楽しく仕事をさせていただいています。
Q3.今回の暗展に対する意気込み
私は学内展も合わせ、今回の暗展で3回目の参加となります。
今回はキュレーターという大きな仕事を任され、少し不安な部分もありましたが、周りのスタッフや、作家に支えられ、何とか仕事をこなしています。
現在は前回の暗展の反省点を生かし、暗闇の中でペンライトを照らしてみるからこそ面白い、作品が魅力的に見える、という作品をクリエイターたちと話し合いながら制作している状態です。
照らした物体から出来る影をうまく使った作品や、暗闇の中に潜む何者かの気配を示す作品など、8名のクリエイターたちが作品を制作しております。
これからついに追い込みの作業となりますが、現進行状況ではどのような作品が出来上がるのか想像でしか分からないので、作品の仕上がりを私も楽しみにしているところです。
今回は前回よりも会場が広いので、ゆったりとまっくらな空間を楽しんでいただけると思います。
会場内に潜んでいる作家たちの様々なメッセージを、ペンライトの光を頼りに探してみてください。
Q4.その他コメント
学内での展覧会ということですが、学外展の時よりも更にパワーアップさせるよう、スタッフ一同日々準備を進めています。
まっくらで不思議な暗展の世界にペンライト一本で探検してみませんか?
皆様のお越し、楽しみにしてお待ちしております!
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【次回更新は 9/9 です。お楽しみに!】